紅色の泪4奇皇后タルタルホンダンヤン

紅色の泪3の続きです。

この記事は韓ドラが好きすぎて、

ひたすら個人的に楽しむために書いた二次創作品です。ご了承ください

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タルタル、何故私を裏切る?

今の私は醜かったか?

私は権力に溺れて見えたか?

私はただ陛下とこの国のため

目の前で血を吐き、絶命寸前の叔父が訊ねてくる。

何度剣で貫いても、叔父は立ち上がり私にすがる。その体はとても冷たい。

違います叔父上!あなたは道を誤っている!

私に斬られると分かっていながらも叔父は私に囁く。

そなたは唯一の跡取りだった。大事にしてきたそれなのに

絶叫をあげて叔父を切り裂いた。

どこで道を違えてしまったのだろうなぁわたしとお前は

まだ声は消えない。

涙の代わりに目から血が流れた

視界が赤に染まる。

だがすぐに叔父は立ち上がってまた私を責めるだろうたまらず剣を自分の喉元にあてた

その時

あなたは間違ったことなどしていない

誰の声か分からない。

だが、その声は、親代わりの叔父を殺した私を咎める声ではなく

あなたは民を救ったのです

手を握り、声をかけてなだめると、

うなされていたタルタルは穏やかな寝息をたてはじめた。

家人が走り回っていたペガンの屋敷もようやく静かになった。

悪夢にうなされる哀れな将軍を残しては帰れず、ホンダンはまだ屋敷にとどまっていた。

少しだが毒味で飲んだ茶の効き目もあって、瞼がだんだんと重くなってくる。

意識が落ちる直前、疲れ果てて眠るこの男が、もう悪夢に襲われないよう、切に願った。

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4へ続く