忘れたっていいのにさ

  忘れないないでいるなんて

  - ずるい -

 ちっちゃな約束だよ

  子供だから出来たんだよ

   だから、さ もう

  - 私に関わらないで -

    嘘

      本当

    白々しい

     けど、、、

 嬉しかったのは本当

  意識して赤面するほど

 だから、だから、さ

 忘れちゃって欲しいのに

  でも 君は頷いてくれないよね?

 だって 私

  君の性格覚えてるんだもの

 だって 忘れられないでいたのは

  私もなんだもん

 不器用 器用

  そんなのどうでもいい

 けど 夏祭り

 お互い持ち合わせが少ない中

 こっそり買ってくれた

  安っぽい指輪

 でもキラキラ綺麗で

  嬉しくて

  幸せ過ぎて

 有難う、って飛びついたら

  君は言ったんだ

 もう少し大きくなったら

  本物の指輪買うからって

  馬鹿だね 幼いよね

 信じて嬉しそうにウンウン私が頷いたから

  君は忘れずにいてくれたんだよね

  呼び鈴が鳴った

   玄関ドアを開けて

    外をキョロキョロ

  人の気配も無くて

   な〜んだって家の中に戻って

    夜

 窓のガラスに白い影

  ギャーおばけーって驚きつつも

   よく見たら白い紙きれで

  黒い影

無言で2階の私の部屋に投げ込まれた

 可愛らしいリボンに包まれた其の箱は

 本物の指輪が

 下を見た

 

 急いで降りて探した

 夜道は怖いよ 危ないよ

  だけどそんな事より、、、

 忘れてくれてよかったのに

 思い出して涙が溢れた

 忘れてくれればよかったのに

 投げ込まれた箱のリボンを解いて

  摘まんで見た其れは

 

 小さな透明な輝きを放ち

  ぴったり私の薬指に収まった

 そして、、、

 

 記憶している匂いを思い出す

 

 そして、、、

 意味が判らず居た場所で

 あの時

 幼い

 私は

 永遠に君と会えなくなったなんて

 知る由も無く

 だから今更、今更たけど だから

 苦しくて本当は大声あげて

  泣きたかったんだ

 何で 約束守るのよ?って

 君がくれた一夏のプレゼントは

 赤らめた目をとじて

 眠りについた朝には消えていた

 何で 今更、、、

 ずるいよ

 永遠に私の心を君は

  得て生きるんだもの

 私の心の中で

 例え、このよに存在しなくとも