たとえ世の中を敵に回しても

そしてあの子はやって来た。

おばちゃんに連れられて、ある日突然

いや、この子の話はもう終わったでしょ。

そうじゃなくて。

って言うか、ぐうちゃん、人聞きの悪い。

おばちゃんは、ちゃんと前から言ってたじゃありませんか。

夏休みの間、この一週間だけどうしても預かれる人がいなくって、

最初は猫がいるから無理と断っていたおばちゃんだったけど、ほぼ勢いとなぜか男気だけで預かることに決めました、と。お耳の長いふんわりした子が来ますよ。7つだけぐうちゃんのお家でねんねしますよ。だから7つだけ我慢してねって。

そりゃ、もちろんふぇた夫には反対されました。

ちっさい水槽の中のウーパールーパーならまだしも、

次は哺乳類。

お耳の長いうさぎちゃん。

そう、あの子とは、職場で飼ってるうさぎ3歳ネザーランドドワーフ

ふぇたさあ、やああああっとぐうが、お布団にオシッコしなくなったのに、これでまたぶり返したらどうする?粗相するだけならいいよ、ストレスで膀胱炎になったらどうする?

うん。

反対されたのはふぇた夫だけではない。

猫うさぎ同居で検索をすれば、私の望むような答えが書いてあるはずもなく。

そもそも草食動物と肉食動物ですから、同居させようとするのはまず無理だと考えた方がいいです。お互いの負担になります。どうしてもというのであれば、一部屋をウサギのために確保して、猫が立ち入らないようにして飼うべきでしょう。

ネットに溢れている猫とウサギのかわいらしいツーショット写真は例外と考えた方がいいでしょう。子供のころから一緒に育ったのであればいざしらず、成猫の雄猫がいるところに、これまた成長した雄のウサギを同居させるのは無謀です

ああ、劣勢。

ふぇた夫のみならず、世の中の人までもが反対するのね。いえ、至極真っ当

猫とウサギの中途同居はそんなに難しいものなのか

でも、でもさ、もしここで預からなかったら、この子行き場がなくなっちゃうよ。そんなことできない。

たった一週間だよ、たった一週間預かるだけだもん。

ふぇたよ、そのたった一週間がぐうにとってどれだけ負担になるか想像できる?できるよね?

ふぇた夫の言うことはいつも正論。

ぐうの音も出ない私。

で、でも、でも、でもさ

わかった、じゃあ、そんなに言うなら連れて来れば。連れてきて、ぐうの反応を見て、それでだめならすぐに連れ戻すこと

だめなら連れ戻すの部分は聞かなかったことにして

とにかくふぇた夫の同意、取り付け成功。

使っていない物置と化した一部屋を片付けて

うさぎのケージを置く場所を確保した。

最悪、ここなら隔離が可能。

ぐうが拒絶反応をみせるようなら、ドアを閉め切ってしまえばいい

だけど、これでぐうが粗相をしたり、ストレス性突発膀胱炎を起こしたら、どうするつもりだろう、私。

でも、あの子のことは知ってるだけに、どうしても無碍にはできないの。

許せ、ぐう。

耐えてくれ

未知との遭遇シーズン2

いや、あのですねえ、こんなに急激に引き合わせるつもりはなかったんです。もっとゆっくりと、互いの存在を匂いで感じられるくらいからってシュミレーションしてたのにもかかわらず

シュミレーション、完全無視笑

そしてもともとがビビリなゆえに、腰が引けたまま、うさぎのいるケージにおそるおそる近づくぐう。

ゴクリ。

()

ど、どうなる。勢いだけで連れてきちゃったけど、ここでぐうがフーとかシャーとか言って、手をだしたら

続きは

次の更新を待て!引っ張ります