楽しいミュージカル舞台

 今日は、演劇のWSでお世話になっている神山一郎さんが演出をされている、あまみゅ☆カンパニー『A Tale Of Magic』を観に行く。

 わがままで食いしん坊の王子がいた。

 彼は城を抜け出し街に出かける。街は貧しい人々であふれ、国の悪政に苦しめられていた。

 街の人々を助ける義賊団に王子は入りたいと望み、そのため魔女の森に行く。

 そこで王子は魔女の心に人間の復讐心を持たせてしまう。

 魔女は街の人々や王子の身の回りの人々に不幸を与えていくのであった。

 内容はファンタジー物。そして、ミュージカル芝居であった。

 正直、映画はいいけど、生である舞台のミュージカル物は見ていて恥ずかしいと思ってしまう性分である。

 そもそも、芝居自体も観始めた時は恥ずかしさを持っていた。

 けれども、気が付けば、それは無くなっていて舞台の世界に入っていた。

 まず、芝居はもちろん、ダンス、歌が見ていて、華やかで楽しいのである。

 また、それが見事と物語と登場人物達の心理と上手くリンクをしているのである。

 ミュージカル物はこれがあって成立するのである。

 また、登場人物達も悪役も、最後は改心するので、嫌なキャラクターがいないというのも、この芝居を楽しく明るい物に仕上げている要因があった。

 しかも、演出がそれをくさく見せていなのである。

 そして、踊り歌い演技する役者達も忘れられない。彼らは見事に、役、そして物語を魅力的なものにしている。

 二時間くらいの芝居であったが、それを感じさせずに、最後まで楽しんで見ることができた。

 金曜日に世間で馬鹿なことが起きてしまい、気分を害してしまっていただけに、今日の芝居はそれを忘れさせてくれた。

 また、現実世界の話でなかったのも良かったかもしれない。