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【中山道】番場から愛知川

・2月上旬に父と中山道を歩いたのを今更ながら記す。

【1日目】

・JR醒ヶ井駅をスタートし、番場宿へ。

・番場宿には1333年に六波羅探題北条仲時足利尊氏に敗れ、京都から鎌倉に向かう途中、この地で南朝軍に囲まれて、仲時以下432名が自刃した蓮華寺がある。

・また、諸大名や朝鮮通信使も休憩し、ここから眺める琵琶湖は絶景と云われ、安藤広重の『諸国名所百景』にも描かれた「望湖堂」を通る。

・番場宿の次は鳥居本宿へ。

鳥居本宿の名産は「赤玉・合羽・すいか」と云われ、赤玉は「赤玉神教丸」という腹痛薬であり、合羽は和紙に紅殻を混ぜた柿渋を塗り、防水性と保温性を高めた鳥居本宿の人気製品だったとか。

・途中、その赤玉神教丸本店を通過し、鳥居本宿駅前で昼飯をとろうとするも、無人駅で飯店舗は何も無かった。

鳥居本宿の次は高宮宿へ。

・高宮宿は中山道の宿場町として、また多賀大社(古事記にも記載されてる古豪神社)の門前町として賑わった宿。特産品の高宮布は近江商人の主力商品として流布され、のちに伊藤忠などの豪商を輩出することとなる。

・醒ヶ井駅(JR)からこの日のゴール高宮駅(近江鉄道)までの中山道沿いにはゴール手前までコンビニがなく、この日の昼飯はコンビニで購入したオニギリとカップラーメンだったり。

【2日目】

・この日は朝から雨で結構な冷え込み。

高宮駅からスタートし、彦根藩が地元商人や一般人の浄財で作り、渡り賃を無料とした「むちんばし」を渡り、豊郷町へ。

・豊郷といえば何度か訪れた事もある『けいおん』の聖地。中山道沿いに作中のモデル地である豊郷旧小学校もある為、雨宿り名目で立ち寄る。

・その少し先に大手商社の伊藤忠・丸紅の創始者である伊藤忠兵衛記念館(屋敷跡)があったので、コチラにも立ち寄り。

・940年に平将門の首級をあげた藤原秀郷がここで将門の首に追われ、将門に向かって「歌を一首」と求めたところ、将門は歌に詰まって橋の上に首は落ちた、といわれる歌詰橋を通って、次の愛知川宿へ。

・この日は雨のため無理せず、愛知川の観光案内所で休憩をとったのち、市内の五箇荘駅で早々とゴールにする。

五箇荘駅から彦根駅に戻り、駅前の郷土料理屋で昼食をとり、そのまま帰寮。